2022/12/02 23:36


こんにちは。素人小洋裁ゆふのおばばです。

お着物のデザインについて。
先日、美少女ラグドールのゆふ店長の飼い主おねいちゃんが書いてくれてましたが、ゆふの服はひとつひとつデザインが違っています。
お着物の柄はもちろんなのですが、染める前の生地も地模様(織り模様)が随分と違うのです。ひし形、花、鳥、波などそれはそれは凝った美しい織模様です。手触りも光沢があるつるつるしたものやちりめんのような細かいシワ(失礼)のようなものや、染生地以外では紬などの織物もあって同じものがないのだなあと改めて感心していまいます。ご注文したり、職人さんが「これや!」というお勧めがあったりたのかなとか、どんな方が着てらしたのかなあ、どんな時に着たはったんやろかと想像するのはとても楽しいです。さらに、ちょっと汚れや縫直しがあったりなんかすると・・・「お茶会でこぼさはったんやろか。披露宴とかかもしれんなあ」とかあれこれあれこれ笑
そんな風なことを考えているうちにあんな感じのお洋服にしようっと、と決まります。
基本的には直線縫い。肩や股にはマチをつけることが多いです。できるだけ“使えなくなる部分”を減らしたいなと思ってます。要らなくなって解かれても四角や三角なら何かに使えることが多いのではないかなと思っているのです。
ほどいて、洗ってみたらぼろぼろになってしまった着物がありました。とてもかわいいおしどり柄で捨てるのは忍びなく、そのまま繋いでカーテンにしました。そんな風に使っていただけたらなあと。
ゆったりサイズなのも着物地の心地よさを、一年中ふんだんに味わっていただきたいからです。お手持ちのシャツ・ブラウス・パンツを合わせて着ていただけたらなあと思っています。
タンスにしまわれてること思ったら別になんもない普通の日でも着たげる方が着物も嬉しいってと、しかも素人さんの手作りなんやしと笑って楽しんでいただけることを願ってデザインしています。